補聴器の限界

「高い補聴器を使うと良く聞こえますよ」

補聴器販売店で、その様な説明を受けたことはありませんか?

確かに雑音がうるさい環境では、補聴器の機能が効果的に雑音を抑制して会話理解が向上する場合がありますが、多くの場合距離が離れると高い補聴器を使用しても効果が限られます。

距離が離れると補聴器のマイクに聞き取りたい会話が届きにくくなるので、高価な補聴器でも聞きやすくする処理が出来ないのです。これが補聴器の聞こえない原因の1つです。

その様な場合は、Rogerの併用が非常に効果的です!

Roger紹介動画是非ご覧ください

限界を超え「聞こえる」を届けるRoger

「高い補聴器に頼るよりRogerをお勧めします!」

Rogerを使用することで、補聴器にきれいな音で聞きたい会話の情報が届くので遠く離れていても会話が聞き取りやすくなります。

【こんな場面でRogerは効果を発揮します】

・居酒屋やレストランでの会話

・会議

・テレビの音声

・パソコンのリモート授業

・歩きながらの会話 etc.

RogerONマイクのご紹介
RogerONマイクの使い方

Rogerが接続出来ないとき

朝起きて学校へ行く時、時間がないときに限って補聴器が調子悪くなりませんか?そんな困ったときに、応急対処出来る方法をお知らせします。

補聴器だけでは聞こえにくい時に効果を発揮するデジタル式補聴援助システムRoger(ロジャー)ですが、近頃は補装具費基準額の改定もあり使用するお子さんが増えています。

Roger(ロジャー)は補聴器とワイヤレスマイクを無線接続してマイクからの声を補聴器に届ける機器なのですが、補聴器と接続出来ないトラブルが起きることがあります。店舗でも特に暑い時期になると、接続不良のご相談ご来店をいただくことが多いのですが、これから学校へ行く時だったり、すぐにお店に行けない時Roger(ロジャー)が使えなくなってしまうのは困ります。

そんな時に確認していただきたいのが、写真の部分です。

補聴器の電池のふた(受信機)を開けるとボリュームスイッチの下の部分に金属の板が4枚付いています。この金属の板と受信機の切片が汗などの汚れにより接触不良を起こしていることが多いです。

状態が悪くて金属板が腐食してしまっている場合は回復が難しいのですが、汚れているだけの場合はご家庭でもメンテナンスが可能です。

【応急メンテナンスの方法】

方法は簡単です。綿棒を用意していただき、汚れがひどい場合は消毒用のアルコールを少し綿棒に含ませてください。(アルコールが滲んで垂れない位)

金属板を綿棒で優しくこすります。(受信機側の切片は触らないでください)

汚れている場合は全体的に金属板が黒っぽくなっているので、綿棒で掃除して4枚金属板が見える状態になれば接続が出来る様になります。

応急メンテナンスで回復した場合でも、念のため店舗で点検をしてもらってください。特に受信機側が汗の影響で不具合を起こしている可能性があります。補聴器相談室ライカでもRogerの点検、修理預かりを行っています。(総合支援法を利用した福祉修理も承ります)

お預かりが必要な場合は、修理期間中Rogerの代替え機をお貸出しますのでお気軽にご相談ください。

補聴器相談室ライカでRogerの聞こえを体験出来ます!

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